幸せの明確な形

今日は会社の同僚の家を2軒訪問した。
それで思ったのだけど、ここでは、幸せの形がすごく明確だなということだ。
ここでの幸せの形とは、「ステキな家があり(経済的にある程度余裕があり)、
家庭円満(家族が居て一緒に過ごす時間がある)」ってことだ。
出世とか、自己実現とか、それももちろん大事だろうけど、
この幸せの形が基本にあってのことのような気がする。

そんな価値観があるわけだから、日本人の働き方に対してよく小首を傾げているのを見かける。
「そんなに物事を難しく考えて、結論に時間を掛けて、
それよりサックリ済ませて家に帰った方がよくない?」
一方、日本人から見ると、
まだ物事の結論も出ないうちに、さっさと家に帰ってしまう中国人が
すごく無責任に見えたりする。

正直、どっちの価値観が正しいかなんて判断は下せないと思う。
(個人的には最近ちょっと中国寄りなんだけど・・・いいトコ取りが一番かも)
ただ思うのは、日本人の価値観を中国人に押し付けたり、
日本人の尺度で物事を判断したりすれば、絶対うまくはいかない。
そんなことを考えた1日でした。