同屋(ルームメート)は、美国人(アメリカ人)

一緒に住み始めて2週間。それほどカルチャーショックは感じてないのだけど、例外的に目をまん丸にしていることがひとつ。
彼女は、どうやらアメリカの北方出身らしく、寒さにめったやたらに強い!
部屋の中では半袖のTシャツ一枚(私はババシャツに長袖シャツ)、部屋の外では、Tシャツの上からウィンドブレーカーとジージャンを着込んだだけ(私はさらにカーディガンと厚手のジャケット)。
そして、一番衝撃的だったのは、洗った髪を乾かさないまま外出すること!
噴水の水が凍るような天津の気温では、その長い金髪はつららになりはしないだろうか??
たっぷり着込んだ日本人が風邪でバタバタ寝込んでいる中、彼女は毎日とっても元気。
くしゃみひとつしているところを見たことがない。
人間のからだって、環境によってどうにでも変わるのね・・・。

ところで、先日彼女に3月15日は、アメリカとアイルランドの共通のお祝い事があるので部屋を使ってもいいか? と尋ねられた。「当然、可以(もちろん、OK)」と答えたのだけど、アメリカとアイルランド共通の祭りってはたしてどんなのだろう? 
英文専攻の日本人留学生に尋ねてみると、
「じゃがいも飢饉(アイルランドで主食のじゃがいもが取れなくなり、多くのアイルランド人がアメリカに移民したという歴史上の出来事)のときの祭りに違いないよ! じゃがいもを部屋に飾ったり、みんなでじゃがいもを持って踊ったり、じゃがいも料理を食べたりするんだよ!」と、なるほど納得(?)な回答が・・・。
しかし、そのわりにちっともじゃがいもを買い集めている様子はないな・・・。


と、思っていたのだけど、今日になって買ってきました! 大量のじゃがいも!!
アイルランドアメリカの共通の祭り』というキーワードだけで、『じゃがいも飢饉』に辿り着くなんて、武蔵野女子大学英文科あなどれないわ・・・!
はたして、じゃがいもを持って踊るのか? 明日が楽しみだ。