海を越えた甘栗

 11月4日は母の誕生日。
 間に合わないけど、プレゼントを送ることにした。
 ひとつは、甘栗。天津の甘栗は本当に本当に本当においしい!!
 季節限定で夏場はないってとこも貴重。
 いろいろ食べたけど、一番は図書大厦の正面向かって左手にあるお店。今の時期、いつも小さな列が出来ている。
 殻を割る小さな道具を必ず入れてくれるのも嬉しい。
 あとは以前友人にもらったお茶。貴州省のもので、立派な缶入り。
 ひとりであけるのはなんだかもったいないので、送ってみることにした。
 最後のひとつは手袋。

 
 実は、初め栗だけを送ろうとしたところ、同屋のあきれた視線が・・・。
 お茶を足しても納得した様子なし。
 部屋をいろいろ漁り、「これはどうか?」「あれはどうか?」と問いかけてみるけど、ますますあきれた表情に・・・。
 「もらいものばっかり!!」
 はい。たしかにそうです・・・。
 それで、急遽手袋を足すことにした。
 実は昨日、ちゃんとプレゼント探しに出かけのだ。その時買おうか迷ってやめたものを(手袋使わないかも・・・と思って)、結局は購入することにした。
 

 こういう場面に出会うと、私はいつも妹を思い出す。
 私と正反対の非常にマメな妹。漫画家なのに、毎朝6時半に起きてラジオ体操し、イベントごとに部屋を飾り、記念日ごとに家族にプレゼントを贈る・・・。
 妹のマメさがほんのちょっとでも私にあればいいのにさ。
 ついでに妹にも栗を送ることにした。
 お茶と、今はまっている韓国ラーメンもセット。
 送料は、2つで約240元。日本円で3500円くらい。1週間くらいで着くらしい。